酒づくりについて

悠久の時が紡ぐ
香り芳醇な美酒

紹興酒の起源は、遙か2500年前の春秋の世。
華のある香りと、ふくよかな甘みが広く愛され、
「世界三大美酒」のひとつとなりました。

ハレの日のJOJIBENI「女児紅」

紹興酒の歴史は古く、水の豊かな湖北省、紹興の地酒であったものが、春秋の戦国時代を迎える頃には、兵士の士気を高めるために振る舞われるようになったといわています。
紹興酒が最も盛んに作られるようになったのは宋の時代以降のこと。高貴な人の特別なお酒から、時を経て広く庶民に愛されるようになると、揚子江を挟んで南の地域で「女児紅」という慣習が生まれました。
それは、女児が生まれた際に仕込んだ紹興酒を、その子が嫁ぐ日まで寝かせ、結婚の日に振る舞うとともに、嫁ぎ先へ持参するというもの。「女児紅」には、娘(女性)の幸せを願う気持ちが込められているのです。
この風習が途絶えた現代であっても、「女児紅」は、とりわけ、ハレの日にふさわしい縁起のよいお酒として愛されているのです。